うるし・木曽・あかね会

東京都墨田区、長屋茶房 天真庵で展示会をします。
なかなか、展示会が出来るギャラリーも少なくなってきましたが
今回は、天真庵さんでギャラリースペースを貸して頂ける事になりました。
11月4日~9日まで8人で展示をしています。
クラフト
木曽くらしの工芸館の二階には、パフォーマンスブースが有り
塩尻市在住のクラフトマン達が作品を展示しています。
漆関係の人たちが多いのですが、それぞれ個性が有り面白いです。
これから紅葉のシーズンになります、木曽の国道19号線沿いの山は
赤に黄色に緑と綺麗ですよ。
タペストリー
漆刷毛
これは漆を塗るときに使う刷毛です。
小さい方が2分刷毛(約6ミリ)、大きい方が1寸5分(約4.5センチ)
で、毛は人間の髪の毛を使っています。
鉛筆みたいに端から端まで毛が詰まっていますので
毛が短くなってきたら木の部分を削れば毛が出てきます。
刷毛は下塗り、中塗り、上塗りとランクがあります。
ちなみに写真の大きい刷毛は最上級で、1本ウン万円しますが
一生かかっても使いきれません。
平湯温泉
竹まつり
水玉
漆の特性
漆は湿度がないと乾かない(固まらない)んです。
だから乾かすための部屋が要るんです。
湿度が高い梅雨時は乾き過ぎて困りますが、
湿度が低い冬場などは、乾かなくて困ります。
(温度18℃~20℃ 湿度60%位がベスト)

漆を乾かす(固める)ための部屋(室)です。
冬場などは壁を水で濡らして湿度を上げます。

だから乾かすための部屋が要るんです。
湿度が高い梅雨時は乾き過ぎて困りますが、
湿度が低い冬場などは、乾かなくて困ります。
(温度18℃~20℃ 湿度60%位がベスト)
漆を乾かす(固める)ための部屋(室)です。
冬場などは壁を水で濡らして湿度を上げます。
生漆(きうるし)
櫛
櫛を頼まれて塗ってみました。
奈良井宿で売ってます。
かんざし
玉かんざしです。
梨地(ラメみたいにキラキラしている)塗りと、色違いの朱です。
ネックレス 漆玉
漆玉のネックレスです。
直径2cmの玉で紐は皮です。
スウェーデン織り
組織織り(スウェーデン織り)が好きで、時々製作しています。
写真は過去の物ですが、時間があったらまた織りたいと思っています。

写真は過去の物ですが、時間があったらまた織りたいと思っています。
乱黒朱摺り箸
この箸は、何年も前から作っている箸です。
奈良井宿や、松本市のギャラリーのまど、アイ・シティ21
木曽くらしの工芸館などに置いてあります。
見かけたら手に取ってくださいね。
木曽ひのきで作ってありますので、軽くて使いやすいです。
奈良井宿や、松本市のギャラリーのまど、アイ・シティ21
木曽くらしの工芸館などに置いてあります。
見かけたら手に取ってくださいね。
木曽ひのきで作ってありますので、軽くて使いやすいです。
小判メンパ弁当の修理
小判弁当の修理を頼まれたので修理をしました。
約二ヶ月かかりましたが、綺麗に仕上がりました。
どんな物でも、修理は可能です。
修理をすれば新品同様になりますので、漆器はなるべく捨てないでください。
時代にあったエコ商品です。修理前
修理後


修理をすれば新品同様になりますので、漆器はなるべく捨てないでください。
時代にあったエコ商品です。修理前
修理後
えんぱーく
8月4日から9日までえんぱーく一周年イベントが行われました。
そのイベントの一つとして漆器展をしました。
宣伝不足もあり、あまり人も多くは来ませんでしたが
展示した雰囲気は良く、これからもっとえんぱーくで
美術展が行われればいいとおもいます。

そのイベントの一つとして漆器展をしました。
宣伝不足もあり、あまり人も多くは来ませんでしたが
展示した雰囲気は良く、これからもっとえんぱーくで
美術展が行われればいいとおもいます。
繧繝(うんげん)塗り
この塗りは僕が考えたぬりです。
繧繝にはぼかすと言う意味があり、朱と黒がいろんなところで
混ざりあっています。
それに同じ柄にはならないので一つ一つ違うのが特徴です。
繧繝にはぼかすと言う意味があり、朱と黒がいろんなところで
混ざりあっています。
それに同じ柄にはならないので一つ一つ違うのが特徴です。